個人投資家
オンライントレードが浸透しつつある株式取引において、個人投資家の株式取引形態やその実態が問題になっているのは株をしない人でもニュースや新聞でよく耳にすると思います。
そもそも個人投資家がなぜこんなに増加したのかというと、信用取引の急増に加えインターネットが普及し、今まで証券会社の窓口や営業を通しての株の売買という形式に加えオンライントレードという株の売買方法がさかんになっているためだと思います。
それについて、簡単に儲かる・それだけで数千万円儲かったなどという噂や失敗して破産してしまったなどのお金に対する問題、また株に熱中するあまり他のことがおろそかになってしまうという社会問題にまで発展し大きな波紋を呼んでいます。
とはいえ、株が簡単に購入できるということで株について、日本の経済について勉強する機会が以前に比べて格段に増したのは事実だと思います。
どういった方法で経済は成り立っているのか、会社とはどういうものか、そしてよい会社悪い会社を見抜くための勉強は決して悪いものではありませんよね。
しかしながら、個人投資家の中でも「デイトレーダー」と呼ばれる投機的な投資家の人たちの中には、会社の現状や今後の見通し、ひどい時にはどういった会社なのかすらわからない人たちがいるのも事実です。
ギャンブルのように株を利用することが悪いことだとは思いませんが、株の売買を行う上で、今の値動きだけでなく、自分の買った会社について知ることもまた、自分への投資になると思います。